重度の睡眠時無呼吸症候群と判明した時
高血圧の裏に隠れていた睡眠時無呼吸症候群
30代から高血圧になり、20年以上同じ医者にかかっていました。
その間ずっと降圧剤が出され、腎臓の薬も処方され続けました。
診察では時々思い出したかのように、塩分を控えるようにと同じアドバイスばかりでした。
考えてみれば食事内容のチェックもしていない医者に、塩分の摂りすぎだと断定できるわけもないのに、私もそのことに何の疑問も抱いてはいなかったです。
しかし2年前、夜中具合が悪くて目が覚めたときに180を超える高血圧。その時、主治医に相談しても「しばらく様子を見よう」としか言なわい。
取り敢えず夜中の高血圧にどのように対処するのか、薬はどうするのか一切アドバイスがなかったです。
その当時の日記を抜粋してみました。
2014.12.01
夜中に急激に血圧があがりはじめ慌てて、呼吸器科で治療を受け始めた。
検査の結果、1時間の内31分呼吸が停まっている。重度の睡眠時無呼吸症候群と判明。以前の健康診断でこの1年間で心臓がかなり肥大していると指摘されたのは、無呼吸が原因だったのです。
血圧の記録
23:30 135/96 p73
02:30 160/95 p76
05:30 143/88 p62
05:40 134/83 p66
起床
06:46 139/96 p65
仕事中
11:10 165/104 p76
12:00 131/93 p97
驚きの重度の睡眠時無呼吸症候群の判明
その時から生じた不信感、他の医者に診断をしてもらうと、重度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)だったのです。
1時間の間に合計で31分呼吸が停まっていました。驚いたというより、寝てる間に脳出血を起こすのではないかと不安と恐怖が一気に膨れ上がりました。
それ以来寝る時にはCパップという呼吸補助装置をつけるようになると、夜は楽になり、目がさめることもなく、朝の目覚めも格段に良くなりました。
でも、殆どの人は一生このÇパップが外せないと宣言され、臨終の夜までこれ着けてるか、酸素マスクのどちらかの管をつけたまま死ぬのかと、なんともかっこ悪い姿だなとため息がでました。
このSASだけが高血圧の原因だとは言えません。しかし、心肥大まで起こしてたんですから無視して良いことではありません。
30年の間一言もSASの可能性が話題にならなかったのは、知識ぐらいあったはずの医者に個別の患者の高血圧原因の可能性に関心がなく、私にも知識がなかったからです。
自分の高血圧を治す主体は自分だと気づく
このことがあって以来医者に関心のある事は薬で症状を抑える事だけだと確信するようになりました。そうすれば永遠に患者は来てくれるし、患者の方も批判しようがないからだとその当時は思ってましたが、今では医者は薬で抑える以外に方法を知らないからだと考えてます。
予防的なアドバイスや、食生活や睡眠など生活上の相談にのっても、医者には一円にもならないし、毎日診察に追われる忙しい状態では、当然のようにそうなってしまったんでしょう。
そんな医者に最初から自分の命を全て任せて良いものですか?それほど医者は信頼できますか?
その時から、患者は病気や健康を医者任せにするのではなく、自分で自分を守る姿勢の上で医者を利用することが大事だと考えるようになりました。
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