高血圧症で腎不全のカリウム制限

カリウムが腎不全にとって要注意の理由

カリウムが果物などに沢山含まれている事はご存知でしょう。案外知られていませんが、乾物には特に沢山含まれています。

カリウムは高血圧の原因となるナトリウムを体から排泄する働きがあります。とはいえ腎機能に問題があれば1日2000mg程度に制限しないといけません。1日2000mgは人工透析の方の上限摂取量なので、慢性腎炎であればもう少し摂取できますが、摂りすぎないように注意は必要です。

なお、腎機能に問題がなければ、3500mg/1日摂取が望ましいと2005年厚生労働省が新基準を設定しました。

腎臓の働きとカリウムの役割


透析

腎臓は体に不要あるいは有害な老廃物を漉(こ)し出す働きがあります。

腎臓が悪くなると、この代謝機能が低下するので、体の中に老廃物が溜まってしまい、重度になると透析が必要になるわけです。


カリウムは腎臓が漉し出した老廃物の排泄を促します。それと同時に筋肉や心臓の筋肉(心筋)の働きを一定に保つ働きもあります。

そして細胞外にあるナトリウムが血圧を上昇させるのに比べて、細胞の中のカリウムは血圧を下げる働きがあります。

カリウムの働きのまとめ


1.老廃物の排泄を促す
2.血圧を下げる
3.心筋の働きを一定に保つ


腎障害による腎機能低下で起こる問題


心臓停止

カリウムが尿中に排泄されない(腎臓の濾過機能が低下するため)ため、血清カリウム濃度が上がります。そうすると、不整脈や嘔吐や下痢症状が起こってきます。

重度になると危険な心室細動が起こり、突然心臓が停まることもあります。

余談ですが、塩化カリウムを大量に飲んで心臓停止を意図的に起こす人(自殺)はこのカリウムの働きを使っているわけです。

腎機能の低下は、肝機能の低下にも大きな影響を受けます。肝臓の解毒処理能力が低下すれば、腎臓が処理することになるからです。

そのため肝臓の機能を高めておくことは、腎機能が低下している人にはとても大事な事なのです。


高カリウム血症



上記の理由から、腎機能の低下で高カリウム血症になると、突然死を引き起こす危険があるので治療が必要になります。

正常なカリウム濃度(血漿中)は3.5~5.0mPq/Lです。5.5mPq/L以上で高カリウム血症になります。

高カリウム血症はカリウムの過剰摂取によっても起こりるので、その原因をはっきりさせる必要があります。

過剰なカリウムは吸着剤や透析で取り除きます。食事療法としてはカリウムを多く含む生野菜や果物、乾物などは避けないといけません。



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肝臓の負担を軽くすることが腎臓の負担を減らす



食生活がいい加減だと、肝臓で解毒処理能力が低下します。肝臓で処理しきれないと腎臓の負担が増えてしまい、腎臓はますます機能を低下させるという悪循環に陥ってしまうのです。

食品添加物たっぷりのカップラーメンやレトルト食品。私も大好物だったこんなものばかり好んで食べていると、人工透析までにそんなに時間もかからないでしょう。


肝臓にはしじみが良いといいます。これは本当に効果があって、私も含め多くの人がしじみに含まれるオルニチンに助けられています。お酒を飲まなければ良いのですが、たまには付き合いも必要です。


年に数回の飲酒の席ではオルニチンのアセトアルデヒドの解毒力に助けられ、二日酔いの苦しみを味あわなくてすんでいます。しじみは肝臓の細胞が壊れるのを防ぎますし、プロテインスコア100の満点の栄養食品です。(*プロテインスコア100は他には卵しかありません。)

しじみの効果について

  • コレステロールの調整
  • 質の良い睡眠
  • 疲労回復(オルニチン、タウリン)
  • ダイエット効果(オルナニン:アミノ酸)


摂るなら日本産の材料を使った安全なしじみのオルニチン食品ですね。オルニチンサプリには化学合成品が多いので、サプリではなく食品という選択が腎臓肝臓への負担を減らします。

食生活が高血圧や腎臓機能を大きく左右するので、とにかく試行錯誤してでも、自分の食生活は自分で考えて築くことが大切です。980円でお試しできるものがあります。


良質のオルニチンのレバリズムの詳細


腎臓疾患の食事の注意


カリウム値の高い食べ物


カリウム値の高い食べ物に、乾物があります。干して乾燥させると、カリウム値がかなり高くなることが分かっています。

  • 干しいたけ 
  • 切干大根 
  • 高野豆腐
  • コーヒー チョコレート 
  • 豆類 (ピーナッツ アーモンド 納豆



うかつな事にビターチョコレートをたくさん食べたことがあって、翌日から顔は浮腫むし、体がだるく手足がビリビリ痺れるような嫌な感じを経験しました。

コーヒーはカリウムが多いと知っていたのに、ビターチョコレートを何気なく食べ過ぎてしまったという笑えない失敗なので、食物は何気なく食べない、大量に食べないことが大切です。

加えて、殆どのチョコレートには添加物が入っているので、成分表示を確認する重要性にも改めて気づきました。

添加物は腎臓に余計に負担をかけるので、注意してください。負担とは食品添加物を摂ると、活性酸素が大量に発生し腎臓の組織が壊されるということです。

血圧を下げる食物の注意点



血圧を下げる食物を摂取する時の注意点があります。それは腎臓疾患がある人はタンパク質とカリウムを摂取しすぎないという事です。


*腎臓疾患が無い場合はカリウム値の高い食物は少量で血圧を下げる効果があります。


腎臓病はカリウム摂取に要注意



腎臓病の方は血中のカリウム濃度が上がりやすいので、カリウムを過剰に摂取すると高カリウム血症を起こす危険性があります

そのため、腎障害がなければカリウムの一日摂取量は上限が3500mgですが、透析を受けるレベルの人はカリウムを1日2000mgに制限する必要があります。

生野菜は15分水にさらしたり、茹でこぼしたりしてカリウムを減らしたり、インスタントコーヒーや香辛料もカリウムが多いので使う量に注意してください。




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