私の高血圧が正常血圧になるまで
高血圧で20年間苦しんできました。その過程で重度の睡眠時無呼吸症候群のあることが判明。
それまでは医者に言われたとおりに服薬をしつづけましたが、睡眠時無呼吸症候群が判明した時点で、このままこの医者にかかっていると長生きできないと判断しました。
睡眠時無呼吸症候群が判明したきっかけは、夜中に苦しくて目が覚めることが何か月も続き、夜間目覚めた時に血圧を測定すると最高血圧が180、最低血圧が120というような重度の夜間高血圧状態を示したことです。
それまで診てもらっていた医者に相談しても、様子をみましょうというような、本気で取り合ってくれない、信じられない対応でした。
そこで近くに睡眠時無呼吸症候群を治療してくれる病院が無いか探すと、たまたま前年にできた医院があったので、受診、検査⇒重度の睡眠時無呼吸症候群と判明しました。
画像は睡眠時無呼吸の検査用具を装着しているところです。これからこの夜、60分中31分呼吸が停まっていることが判明しました。本当に恐ろしいことです。
これが高血圧の大きな原因だったのに、この20年間降圧剤だけを飲み続けてきたのです。この時を境に、医者は健康を作る仕事ではなく、症状を薬で抑える事をする仕事なんだとこれまでの医者という職業への認識を変更せざるを得ませんでした。このままでは死んでしまうと思い、主治医を呼吸器科の医者に替え今に至っています。
新しい主治医の元で1年半に何が起こったか。
簡単に纏めると、この1年半、降圧剤を飲みながらCパップで空気を鼻から入れて、狭い気道に空気を通すことで無呼吸の問題はほぼ解決しました。ただ、Cパップという機器は手放せません。この次はCパップを外すことが目標です。
同時に、紆余曲折はあったものの高血圧も徐々に安定。その間、薬になるべく頼らず(勝手に薬を止める事は絶対やるべきではありません)生活を見直し、生活習慣病としての高血圧を改善してきました。
詳細はまた書きますが、概要を書くと、現在は血圧は正常化しており降圧剤も4日に1回ミカルディス20㎎を服用。それで就寝前と起床時の血圧は最高血圧が100~130、最低血圧が65~85になってます。
降圧剤の服用をやめることができた
血圧が安定しているので、主治医と相談して飲まないことになりました。ただし1日2度は血圧チェックを継続し、必要なときには処方してもらうことになっています。
嬉しいことに、睡眠時無呼吸症候群もCパップを装着しなくて済むぐらい改善されている可能性が高く、現在簡易検査の結果待ちです。
もしCパップが外れれば、死ぬまで装着するものとされている人(私もそうでした)にとって、私の経験は参考になるのではと思います。
Cパップは外れませんでした。
その後、睡眠時の無呼吸状態を簡易検査すると、31分/60分 もあった無呼吸が10分/60分まで大幅に改善。
しかし、5分以内にならないと外せないとのこと。実際にspo2という血中酸素濃度の平均が87%だったので、やむを得ません(正常値は95%以上)
現在、医者に頼り過ぎず(医者が不要だとは思いません)、健康を作り出すのは自分自身です。医者の役割は症状を抑えるだけで、病を根本からは治すことはできない存在だとはっきりわかっています。医者は病人ばかり診ているので、病気は知っているが健康は知りません。
そういう判断でどのように自身の健康を作ってきたのか、作っていくのかの詳細はこれから少しずつ書いていきたいと思います。
簡単に言うと
- 食事(一言でいえば小食。サプリの活用、飲み水に気を付ける)体重を8kg減量。
- 運動
- 仕事のストレスを緩和
*体重を減量したことが一番効果があったと考えられます。
高血圧は降圧剤で下げれば良いという間違い
また高血圧ばかりを問題にしますが、脳梗塞は脳出血の数倍も多い事実があります。血圧を下げ過ぎると脳梗塞のリスクが高まります。
当然のことですが、血圧は全身に血液を循環させるためのチカラなんですから、高血圧になっている事は、高い圧が無いと全身に血液が巡らない状態です。
体がそういう状態なのに、薬で血圧だけを下げると全身の隅々まで血液が巡りにくくなり脳梗塞が起こるのは当然です。薬は根本的な解決にはならないという事です。
考えてみればそういうことは実に多く、ほとんどの医者は患者の求めに応じて、単なる風邪でも抗生物質を処方したり、37℃台の熱にも解熱したり、何でもかんでも「対症療法」として薬で症状を抑えようとする医者が多いのです。
高熱や鼻水は自然治癒の働きなのに、わざわざそれを薬で抑えるなんて馬鹿げています。医者ばかりを責められません。患者が求めるから処方している場合もあるでしょう。
医者の方から単なる風邪に抗生物質を出したがるケースがどれぐらいあるのか知りませんが、それは悪質ではないでしょうか。簡単に抗生物質を飲んでいると、いざという時に効果がないといったことが起こりえます。少数の心ある医者を探す手段もないのです。
医者は依存する存在ではなく、自分の健康のために利用すべき存在です。だから患者側が物の言えないような医者は即刻替えるべきです。健康にするのは自分自身であって、医者は健康にしてくれる存在では無いのです。
患者が考えている疑問や質問ができる医者。考えれば当たり前の事ですが、そんな医者少ないので困りますよね。でも見つけましょう。
医者は症状を抑えても本当の原因を治すわけでないと解れば、自分で健康になる行動をとるしかないはずです。
2017年4月3日時点での高血圧と無呼吸
その後顎サポーターを装着したりしましたが、いびきをかいているようです。口に幅広のテープを貼り口が閉じないようにしても、舌の筋肉が緩んで喉の奥(咽頭)に落ち込むことでいびきをかいたり、無呼吸が生じるので横向きに眠りやすい環境をセッテイングしようと考えています。
明後日、2017年4月4日に2回めの無呼吸検査を自宅で行う予定です。この時には横向きの姿勢で眠れたら5分以内の無呼吸時間にとどまっているかもしれません。
現在、高血圧の正常値には大いに疑問を感じています。降圧剤の副作用でかなりの脳梗塞患者が増えているとの情報もあるぐらいですから。
降圧剤で患者が食い物にされているとしても誰も責任は取ってくれないので、自分が主体になって対策するのがベターでしょう。ベストでなくてもベターで良いと考えています。
また、これから問題を大きくしてはいけないことに、慢性腎炎があります。そのため尿酸値も正常値を保つことが重要なので、3ヶ月に1回の血液検査は継続します。
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